絞り込みされた見込み客への成約ツールとしての金券や割引券ピンポイント活用方法
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見込み客掘り起こしピンポイント型割引券

見込み客掘り起こしピンポイント型

お得意様ご優待券
郵送による特定商品割引券(商品券)

顧客を選択しているという優越感を味わってもらう演出と、使ってみたいと思わせる衝動が必要になります。当然渡す顧客はリストから選び抜かれた顧客でなければいけません。

例えば大型家電や家具など、比較的高額な商品にこれに当てはまります。購買回転率が低いので、見込み客にピンポイントで渡す事になります。使いたいと思わせる衝動が起きる金額に見合う品質の券でなければいけません。例えば100円の割引券が金箔が押してあるような豪華な券であったら違和感があるように、高額商品もまた違和感のない雰囲気を携えた券である必要があるからです。手軽にパソコンでプリントアウトしたような手作りチケットはそれだけで値打ちを問われる事になります。DM等、郵送した場合に同封する使用方法が考えられますが、購買時に持ってくる場合の事を考えて、予め券に似合う豪華に見える封筒などに入れる手法もあります。

優越感を演出する

有効期間は限定された出来る限り短い方が良いでしょう。受け取る側の心理を考えると唯一の優待券、商品券割引券という印象を持ってもらう為、さらにリサーチにも役立つので可能ならば通しナンバーを出来るだけ入れたいところです。通常のクーポンと違い、特殊な使用制限があっても特に問題はありません。これは高額商品である事と、ターゲットが特定されている事で制限事項の説明が容易であるからです。

高額券をたった一枚だけ入れるより、中低額を複数枚入れる方がナンバーが違う事が判り、さらに使いたい衝動を演出する事が可能になります。割引率は出来るだけ避けて下さい。10%OFFのような券はあまり意味がありません。例え特定商品のみに使用できる券でも、使用に制限があっても、あくまで金額を記した券であるべきです。

必然性を演出する

店頭で見込み客に手渡す場合でも、手渡す必然性の演出は絶対に必要です。無作為に誰にでも渡しているように感じてしまえば、値打ちはありません。キャンペーン等の大義名分の元、短期間の限定として手渡す工夫が必要です。重要なのは選ばれた顧客であるという認識を持ってもらう事にあるからです。

この場合、券はあくまで購買への衝動を促す触媒ツールです。券がモノを売る訳では決してありません。企画そのものと顧客リストの精度が良ければ良いほど、効果を押し上げる事は言うまでもありません。