顧客を見極め獲得し、リピート戦略を使って如何にして利益を上げていくかの仕組みの解説。

「価値のある券」を演出。

  • トップページ
  • 金券デザインtop
  • 金券マーケティング04
  • title.gif

    偽造抑止加工

    価値のある券を演出

    普通は偽造を防止したい為の加工です。ホログラム加工、金箔、固有の連番などを施す事で複製を抑止します。しかし、配布型の場合、複製をして使うなどは考えられません。むしろ、この場合の加工は偽造抑止ではなく、価値を高める為の加工で、ある意味、デザインの一種と考えるべきでしょう。価値のある券の演出です。加工は費用が高くつきますので、費用対効果をよく考えてください。

    告知方法

    告知方法が成功の鍵を握ると言っても過言ではありません。配布型と販売型ではアプローチの方法が異なります。配布型でも不特定多数に無作為に配布する方法は費用対効果が疑わしいため、ここでは取り上げません。まずは金券の保存場所として一番有効な場所である財布の中に入れてもらう事を目指します。次に券がある事を覚えておいてもらう、記憶にとどめてもらう有効な手段を講じる事が大事です。

    1.手渡し(財布の中を目指す)

    レジで精算する場合や来客者に特典として渡す場合を指します。精算時に手渡すのがもっとも効果的な方法です。(財布を出しているためです)使ってくださいと一声かけて財布の中に納めさせる事が出来れば、半分成功です。(これで使われない場合は、金券の中味そのものの魅力がない事になります)

    2.DM配布(出来不出来に左右されるが増幅効果もある)

    特定の顧客にDMを発送する場合、同封する配布方法です。この場合、得意先リストの質と送付タイミング、DMのオファーの出来不出来に大きく左右されます。例えば、セールや内覧会の招待状とか、周年記念の案内状などと一緒に当日使える金券を同封する場合がこれにあたります。DM配布配布型については、DMの効果を増幅させる効果があります。ただし、金券を使う以前に招待状や案内状に魅力がなければ、まず使われる事はありません。(ここではDM作成に関する事項には触れません。)

    DMに同封する場合は、比較的高額商品になる為、手渡し型よりも遙かに価値観の演出が大きな要素を占めます。専用封筒や金箔などの演出で、高級感を出す必要があります。有効期間も比較的短期間となる筈です。

    まとめ

    ・率よりも価格表示
    ・価値を演出する
    ・有効期間を設定する
    ・ハンコを押す
    ・必要を迫る演出を図る
    ・サイズは紙幣サイズより少し小さく
    ・お客の財布の中を目指す

    配布型はここまでです。次は販売型金券の解説です。